2025/06/18 20:23

1. ドライフラワーのミニブーケって?

こん草!植物販売員VTuberの草野植木です!
この記事ではドライフラワーでのブーケの作り方をお見せします!
今回作るブーケはラウンドタイプと呼ばれる丸い形のブーケです。

こんな感じのやつ。こちらもyoutubeの配信で作りました。


ドライフラワーで作る「ミニブーケ」は、生花とはまた違った魅力をもつ小さな花束です。
色味は落ち着いていて、ナチュラルで優しい雰囲気。
着色されているドライフラワーなら、お部屋を明るく彩りを追加してくれる。
そして、長く楽しめるのが嬉しいところ。

ちょっとしたプレゼントにしたり、お部屋のワンポイントとして飾ったり。
お花の扱いに慣れていない人でも手軽に楽しめるのが、ドライフラワーの良さです。

ぜひ一緒に挑戦してみましょう!

こちらの記事で載せているスクリーンショット画像はYouTubeで行った『【植物配信】#特化Vまつり ミニブーケ制作・オーナメント制作・ラッピング💐残っている花材を使う🌸手元作業配信』から。
もし制作風景が気になる方はぜひアーカイブをご覧いただくか、他にも植物系の配信をしてるのでぜひ見に来てください↓
https://www.youtube.com/@KusanoUeki

また、今回の記事は「yoriyoi presents クラフト倶楽部」の活動の一環で投稿させていただいております!
https://note.com/yugiri1115/m/m81a3b95e2137


2. 草野植木の植物経歴(?)

バーチャル関東で観葉植物の販売員を〇年しています(ぼかしますがとりあえず5年以上で...!)
花屋経験は1年、アレンジメント、ブーケ作成、少しだけスタンド花や展示会などの装花も後半は少しだけやらせてもらってました。ブーケはラウンドタイプが一番スコです。
もともと全く違う業界で働いていましたが、ひょんなことから植物の業界に転職しました。
植物のことを学術的に学んだことはありませんが、毎日周りに助けてもらいながら勉強しています。

草野植木の生態はXで見られます↓(植物の写真多め)
https://x.com/KusanoUeki

3. 材料をそろえよう

【必要なもの】

では早速お花の話をいたしましょう!
ミニブーケに必要な道具は意外と少なめ。以下のものを準備すれば、すぐに始められます。
ドライフラワーは雑貨屋さんでも数百円で買えますし、ラッピングペーパーも100円均一などで購入することができます!
こちらの記事で紹介する画像のドライフラワーは専門店、ラッピングペーパー、リボンはダイソーで購入しています。

  • ドライフラワー数種(色や形が違うものを組み合わせると◎)
     例:スターチス、カスミソウ、ラベンダー、ユーカリなど、花だけでなく実物、葉物の3種類を用意すると要素が増えてこなれ感が出やすいです!

  • 輪ゴム

  • はさみ

  • ラッピングペーパーや麻ひも・リボン、必要あればメッセージカードやタグなど


4. ミニブーケの作り方

Step 1:花材を選ぶ

  • 用意したドライフラワーの中から、「主役」と「脇役」になる花材を決めます。

画像のように用意した花材を並べてみると選びやすいし、その後の作業もやりやすいです

Step 2:束ねる順番を決める

  • 中心にしたい花を決めて、それを包むように他の花材を配置します。画像がピンボケしていますが、メインを緑のお花、サブをピンクのお花にしています。

  • この時、横並びになる花のサイズが大小違うサイズになるようにしておくと、花同士が喧嘩しません。

こっちが横並びになる花を大小違うサイズにしたやつ
こっちは横並びになる花のサイズを同じものだけで持ったやつ

こうやって見比べるとちょっと違いが分かりますかね…?めちゃ画質悪くてゴメンナサイ…(´・ω・`)
主役を中心に、バランスよく包み込むように脇役たちを添えていきましょう。
あえて左右非対称にしたり、高さをずらしたりすると、こなれた雰囲気になります。なんかいい感じに。

Step 3:束ねる

  • 形が決まったら、ワイヤーや輪ゴムでしっかりと固定します。

輪ゴムで止めたらこんな感じになりました
スパイラルで組むと自立します。なんかお花やってる人感が出ますね。

今回は組み方については特に指定しないので余談なのですが、花束を組む時に茎をらせん状に置いて組んで束ねることを「スパイラル」と言います。

このスパイラルという束ね方の個人的なメリットとしては、
・輪ゴムでくくる時に花の位置がずれない
・花同士が密にならない、花と花の空間が空いて余裕のある、ふんわりとした印象に仕上げることができる
・茎が痛みにくい
などでしょうか。

今回はドライフラワーだしまずは簡単に楽しんでもらいたいという意図で記事を書いているのでこだわりませんが、いつか生花でブーケに挑戦する時はやり方を調べて見ながらやってみてもいいかもしれません!

Step 4:仕上げ・ラッピングの一連の流れ

  • ここからがちょっと問題です。自分はこれまで『見て技を盗め』の教えで鍛えられてきた人間なので、うまく説明できる自信がありません(ホンマこの業界の悪いとk)(ここで手記は途絶えている)

ということで、ここからは画像を張りながらキャプションで何をやってるかを1文だけ書いていきます。急に投げ出してすみません。見て盗んで…?🥺
一応「画像だと分からん」という方はスクショ画像もとの配信アーカイブも公開しておりますので、大変ご面倒をおかけするのですが、そちらをご確認いただけたらと…何卒ナニトゾ….

1.ラッピングペーパー2枚を正方形に切ります。縦横のサイズは、包みたい花束のサイズより5センチ大きいぐらいで切っておくと、あとで調整が効きます。
2.正方形のペーパーを2枚用意したら、その2枚の角を少しずらして重ねます。中央に花束を置いてください(この時、花束の正面が自分に向くようにしてください)
3.ここからもう説明が面倒になってきます(面倒って言うな)2枚のペーパーの下の角をつまんで、ブーケの輪ゴム部分に折り曲げて、曲げた手でそのままブーケに巻きつけます。くしゃくしゃっと。
4.もう片方も同じ要領で。赤ちゃんのおくるみ巻くイメージですね。おくるみ巻いたことないけど。ブーケの赤ちゃんが苦しくならないように、花の部分がペーパーでぎゅっと密着しないようにします。1センチ以下の隙間があるといいです。
5.輪ゴムでくくります
6.リボン結びをします。たまに突然リボン結びが分からなくなるんですが、あの現象なんですかねあれ。
7.余力があれば、かつリボンを長めにとっていれば、リボンの端とメッセージカードをペーパーにホッチキスで止めていきます。
8.完成!

5.完成イメージ

やっぱ大正義自然光

いかがでしたでしょうか?ラッピングの解説あたりがゆるふわになってしまいすみません(力尽きました)
正直、花や植物のメンテや仕立ては、”その人が花や植物をどれだけ見てきたか”で出来が違う気がします。ある程度の法則というかルールはありますが、慣れとか感性のあたりが大事な気がします。たぶんね、たぶん。。。

生花は長い時間握っていると熱で花が開いてしまい持ちが悪くなってしまいますが、ドライフラワーは何時間触っても花が開いたりなんて問題がないのが良いところ。
お花を生活に取り込むきっかけになりますように!
植物販売員VTuber、草野植木でした。おつ草!